【Q&A】電気工事士は「アルバイト」からでも始められますか？

今回は、電気工事士のアルバイト募集についての疑問や悩みにお答えしていきたいと思います。

アルバイトの場合、正社員とは業務内容や福利厚生・給料面などで異なる部分は多いです。そこでこの記事では、実際の求人情報を参考に「電気工事士のアルバイトとしての働き方」について詳しくお伝えします。

アルバイト募集の求人は多い？少ない？

まずは、電気工事士のアルバイトの求人数についてお答えします。

求人に関する悩みで多く見受けられたのが、

という2点です。

確かに、ネットで「電気工事士 アルバイト」「電気工事 バイト」と検索したときにヒットする求人数は、正社員募集の求人数と比較すると少ない方かもしれません。

各都道府県・地域によって求人数には差があります。ですから求人を探す際は、1つの求人サイトに絞って検索するのではなく、複数のサイトを利用して検索してみるのが良いでしょう。

また、電気工事業界専門の求人サイトや、自分の地元に特化した求人サイト(例えばジモティー等)などを利用すれば、より自分の希望に合った求人情報が見つかりやすくなると思いますよ！

学生アルバイトは雇ってもらえる？

続いては、電気工事士の学生アルバイトについてお答えします。

高校生や大学生の中で、「学校で電気工事士の資格を取ったから、資格を活かしてアルバイトがしたい」「将来電気工事士になりたいから、今のうちバイトで経験を積みたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。

しかし、さまざまな求人情報を見る限り、電気工事の仕事で学生アルバイトを募集している会社の数は少ないと言えます。

なぜなら、電気工事の仕事は「この日の〇時～〇時の3時間だけ」「平日は隔週で、土日は休みたい」といったスポット勤務が難しいからです。いくら資格を持っているからとはいえ、電気工事の業務内容は教えたらすぐに出来るものではありません。

ですので、学生アルバイトの求人があったとしても、出来ることは先輩作業員の手伝いだったり、現場の掃除だったりと簡単な作業をすることが多いでしょう。

電気工事士アルバイトの仕事内容

ここでは、アルバイトとして電気工事に携わるときの仕事内容を、求人情報を参考にしながら簡単にご紹介したいと思います。どんな働き方があるのか一緒に見てみましょう！

電気工事士のアルバイト募集の求人を見てみると、未経験者でも歓迎している会社の場合、高いスキルを求められることはないので基本的に先輩作業員の補助をするのが中心となるでしょう。一人で黙々と作業をするといったことはなく、安心して業務に取り組むことができると思います。

経験者の場合なら、これまでの経験内容によってアルバイトでも即戦力として迎えられることもあります。実際、アルバイト募集でも、現場に出てすぐに働ける人を求めている会社は多く、その場合は高い給与で働ける可能性も高いでしょう。

アルバイトの給料の目安

アルバイトで働くとき、給料は、時給または日給で支払われることが多いです。

給料の金額は地域差・業務内容によっても異なりますが、求人情報などを参考にすると、以下の金額が1つの目安として考えられそうです。

アルバイトから正社員を目指す事も可能！

アルバイト募集の求人票を見ると、たまに「正社員登用制度あり」という文言が記載されていることがあります。

正社員登用制度は、アルバイトや契約社員などの雇用形態から、正社員へとキャリアアップできる制度のことです。会社によって制度の規定は異なりますが、アルバイトや契約社員として数年働き、頑張りが認められたら正社員になれるチャンスもあります。

また、求人に正社員登用について記載されていなくても、会社の上司や代表に「このまま正社員として働かないか？」「うちに就職しないか？」と直々に声が掛かるといったケースも少なくありません。

正社員になれば、アルバイトのときよりも責任のある業務を任せられることが増えますが、その分、給料面や福利厚生・待遇などが安定し、将来的に安心して働くことができます。

現在、電気工事士のアルバイト募集を探されている方で、将来的に正社員で働くことを視野に入れているのであれば、是非、「正社員登用制度あり」と記載されている求人に応募してみてはいかがでしょうか？